値切りのコツ!… in 中国市場♪
先日の日記で"値切りのコツ"についてちょこっと書いたら、
ぜひ知りたい…というご要望を2~3の方からいただいたので、
今日は、市場や朝市の様子や買い方(値切る…)について
触れてみたいと思います(*^_^*)
中国には洋服や小物、日常品、野菜果物、食料品、
そして先日の琉璃廠のような骨董市場など、
たくさんの"市場"があります。
↑服装市場です。
今はほとんど建物の中の市場が多くなりましたが、
少し前には道路脇に軒を建ててズラーっと並ぶ露天売りもありました。
個人的にはこのほうが好きだったんですけど…(^^ゞ
オリンピックを控え、環境美化が推し進められている昨今では、露天市場は
あちこちで撤去されて多くが室内型市場になりつつあります。
↑これは近所の朝市風景(真冬の朝に撮った画像)です。
野菜、果物、日用雑貨、小物、衣類など、いろいろあります。
朝の6時頃から10時頃までの4時間、
毎日早起きのお年寄りでいつも賑わっています。
朝市の衣類や小物はすごーく安いですが、
質はいまいちな物も多いので
よーく見定める必要があります(^^ゞ
↑これは先日の琉璃廠。。。骨董市場です。
このような市場での買物は・・・
最初の言い値(はじめに言われたままの値段)で買うのは、ぜったい損。。。
同じものを買った人との値段の違いなどを後で知った時には、
すごーく悔やまれます(^^ゞ (…経験有り)
先日も書いたように市場での買物は値切るのが"当たり前"…なんですね。
そこで自己流なんですが、"値切るコツ"について、ちょっと書いてみました。
朝市や野菜市場では、野菜果物は500グラム単位で売るのが普通なのですが、
元々値段がとっても安いので、多くを値切ることには期待できないです。
どのくらい安いかというと(時価もありますが…)、だいたいキュウリ500グラム
(大きさにもよるけど10本位?かなぁ…)で、3元(約45円)位とか
キャベツ一個1.5元(約20元)とか…なので、まあ、値切っても
1元未満の端数をちょっと…くらいですかねぇ。。。(^^ゞ
朝市の野菜・果物は新鮮なものが多くて、値段は一般の野菜市場よりまだ少し安いです(^_^)
服装市場では衣類、バッグ、小物、アクセサリーなど…
さまざまな品物があります(^_^)
場所によっても質や品数はさまざまですが、ステキな洋服やかわいい小物など、
最近は流行物もたくさん出回るようになりました。
こういうところで売られているブランド品は、ほとんど全部といっていいですが、模造品です。
見た目もまあよくできてるし、安いし、値切れるし…で、
海外からの旅行客には、まだまだ人気がありますね。
でも、最近は取り締まりの規制が厳しいみたいです。
☆彡 このような服装市場での"値切るコツ"について、わかり易いように箇条書きにしてみました(*^^*)
1. まずお気に入りの物を見つけたら、手にとって見る。
そうしていると、だいたいの店の人が中国語で「ほしいですか?」と聞いて来る。
2. そのときにはまだ値段交渉は始めないで、他の似たような品物を見たり、
他に色違いはあるか… などと聞いたりして、間を延ばす。
3. ほしいものが絞られたら、「いくら?」と聞く。
4. 売主の最初いう値段は、だいたい高くふっかけてくるので、最初の言い値を聞いたらすぐに
「高いから要らない」という。
5. すると必ず「じゃあいくらがいい?」と聞いてくる。
ここでその品物がほしいと思う物だったら、まずは、売主の最初の言い値の約4分の1くらい
の値段で言ってみる。 (品物、値段によっては、もっと下げて言うことも有り) 〔注〕※3参照
6. だいたいは、「それじゃ損しちゃう…○○円ならどう?」などと 多少値引きしては言ってくるので、
それでも「高いから要らない…」といって、立ち去ろうとする。 〔注〕※2の"立ち去り戦法"参照
7. するとだいたい「ちょっと待って、じゃあいくらがいい?」と言って、引き止めてくる。
8. あくまで自分の言い値は堅持しつつ、駆け引きが長引いて売主がこれ以上は負けそうもないな…
と思ったら、ぜひほしい物と、まあ安かったら買ってもいい物とで
やり方を変えてみます。
★ その品物が自分が思ってみて、まあまあ安かったら買ってもよい…と思ったら、
最初に値切った値段(売主が提示した言い値の4分の1位を、変更しないで堅持する。
→ それでダメなら立ち去る。
★ ぜひほしい物の場合、これ以上交渉しても無理そうなときは、多少妥協してここまでだったら、
アップしてもいいかなと思う値段(だいたい10元以内で少しずつUP…)で、買い値段を少しアップして
交渉してみる。
9. それでも売らなかったら、「じゃあ、要らない」と、きっぱりその場から立ち去る。
(何回かこれを繰り返すこと有り…↓) 〔注〕※2の"立ち去り戦法"参照
10. 更に再度、売主が引き止めてきたら、これはミャク有り。。。
最初に 自分が提示した買いたい値段または多少アップした値段をあくまでも堅持すると、
売主は根負けしてOKすることが多い。
11. 交渉成立後、くれぐれもすぐにお金は払わないで、先に品物を出してもらい、
品物の内外をくまなくチェックする。
★ 新しく出してもらった品物でも必ず開封して外側や中をくまなくチェックすること。
在庫がなくて、多少の不良品でも、まあこのくらいは我慢できるかな…というときは、
「もーちょっと安くして…」等、言い易くなります(*^^*) 〔注〕の※7、※8参照
★ 不良箇所があれば遠慮なく交換してもらいましょう。
たいていは交換してくれますが、交換してくれなかったら交渉は決裂です。
でもまあ、ここまで来ると売主はだいたい交換してくれますね(^_^)
12. これでやっと最後に、お金の支払です。 値切った金額を支払って、これで買物は終了です。。。(*^_^*)
・・・とだいたいまあ、いつもこんなふうです。
ごちゃごちゃ記載し過ぎて、かえって分りにくくなってしまったかな。
わかりにくかったら、ごめんなさいね…(^^ゞ
…で、まあ "値切って買物" これがけっこう楽しいんですよ(*^_^*)
なにが楽しいか…っていうと。。。
駆け引きしながらの絶妙なやり取りがおもしろい♪
それでもって、お気に入りのものを安~い値段で交渉&成立して、
なんとか手に入れたときは… 気分いいですよ~♪
けっこう、ストレスの解消にもなります。(*^_^*)
〔 注 意 事 項 〕
※1 値切り交渉して売主がOKしてくれたら、多少気に入らなくても買うようにすること。
(さんざん値切ってから買わないと、怒ってしまう人がいるので… なので、ほしいと思わない物は
安易に値切らないこと) …経験有り^^
※2 売主がなかなか値切り値にOKしないときは、"立ち去り戦法"がとっても有効です(*^_^*)
※3 最初に値切る時はできるだけ、思い切った安い値段で言ってみること。
(買いたい値段を、始めに高く言ってしまうと後でなかなかそれ以上、下げてくれないので…)
※4 こういう場所は女性同士で行くのがよいです。
男性はより安く値切るのが恥ずかしいのか、面倒なのか、すぐに妥協してOKしてしまうので、
駆け引き&交渉成立の面白みが半減する。
※5 ほしい物があったら、同じものを扱う何軒かの店を見て歩き、あらかじめ最初の言い値の違いを
聞いておくのもよいです。(早まって買ってしまった後で、同じ物がもっと安く買える店を
見つけたりすることもあるので…) …経験有り^^
※6 言葉の心配もあるとは思いますが、外人客が多いところは売主は多少の英語や日本語を
話したりする (商売用語のみだけど…) ので"高い安い"などの英単語や日本語での交渉は可能です。
※7 品物を受け取るとき、店頭のものはなるべくそのまま買わないで、新しい品物(在庫)を出してもらう。
(店頭のものは汚れていたりするので…) ↓〔※8も参照〕
※8 品物を受け取ったらすぐにお金をはらわないこと。受け取った品物をよーくチェックしてから。
(トラブル防止や、もしキャンセルしたい時に容易するため)
★新しい在庫品も必ず開封して不良品ではないか、外側や中をくまなくチェックすること。
(時として、縫い目が曲がってたり、ほつれていたり、ファスナーが開きにくかったり…とか、
あるんですよね。。。…なので"品物を受け取ったら必ず内外をチェック"です。)
この方法は、あくまで私自身の独自の値切り方の場合…で書きました。
皆が全部、この限りではないですので、あしからず~♪
まずは、ご参考までということで…(*^_^*)
長々とお付合いいただき、ありがとうございました~<(_ _)>
皆さんの旅行のときなどに、少しでも役に立てればうれしいと思います(*^_^*)
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